方針管理

次のことが社内行なわれていませんか?

【管理者のリーダーシップ】

  • 仕事は担当者まかせの成り行き管理で放任されている。
  • 年度目標などは示しているが、組織的展開がなくそれだけで終わっている。
  • 具体的な指示をせず結果が悪ければ部下を叱る。

【日常管理】

  • 悪さをかくす。
  • 先入観で動く。

【品質管理】

  • お客様や品質に対する意識が薄い。
  • 現状に満足して、品質改善への取り組みがない。  
  • クレームがつくと、運が悪かった、お客様の使い方が悪いと考えてしまう。  
  • 品質を管理するためのデータがない。

【営業活動】

  • 営業マンはお客様の要求がよくわかっていない。  
  • 商品知識に乏しい。
  • 販売活動は営業マン個人の技術に依存するものと考えており、組織的管理がない。
  • データは目標や結果に関するものだけでプロセスに関する情報がない。

上記の項目で、いくつかの項目があてはまる会社は、企業の体質改善が必要です。
TQC(品質管理)をベースにした、方針管理の導入をお手伝いします。

 

TQCとは

TQC=otal uality ontrol (全社的品質管理)

JISの定義は

「企業活動の全段階にわたり、経営者をはじめ管理者、監督者、作業者等  企業の全員の参加と協力により実施される品質管理」

わかりやすく言うと、

イノベーション(改革、変革、改善)のできる人を育成し、全職場でイノベーションを継続させること

一言でいえば、『人づくり』です。

TQCのめざす企業の体質改善は、方針管理を通して、トップから末端までの全社員に、以下の6つの項目の体質を身につけさせることによって、「人材の育成」を図ることです。

  1. 問題は何かをつかむ体質を身につける
  2. 計画を重視する体質を身につける
  3. プロセスを重視する体質を身につける
  4. 重点指向する体質を身につける
  5. 方針書を作ることにより、考える体質を身につける
  6. 決めたこと、やるべきことをきちっと守れる体質を身につける

 

方針管理とは

方針管理とは、焦点の定まらない総花的経営管理ではなく、重点指向に基づく実践的経営管理です。 すなわち、

  1. 会社経営における真の問題点は何かを明らかにする。
  2. 問題解決のため、改善目標と具体的な重点方策を定める。
  3. 管理(PDCA)のレベルアップをはかる。
  4. 社長以下全社員の総力を結集して体系的に行なう。
  5. 方針の達成状況を毎月必ずチェックする。(診断会)

 

方針管理の進め方

1. 方針の策定

導入研修後、方針策定合宿を行ない、社長方針を基に、部課長方針・個人方針を作成します。


2. 方針の実施

方針書に定められた計画に従って実施し、そのプロセスや結果を「進捗状況表」に毎月書きます。 そして書面の中でもPDCAを回し、翌月には何をするかを具体的にします。また、管理項目については管理グラフを作成し、達成状況が一目でわかるようにします。

3. 方針の評価

方針の評価においては、結果のみを評価するのではなく、方針達成のプロセスを厳しくチェックしてその本質の体質を強化することが大切です。

毎月の社長診断会という場で、社長自らが部下の方針の進捗状況をチェックし、方策に関する指示、アドバイスを行ないます。また、仕事の進め方のアドバイスも行います。  

年度末においては、方針の達成状況についての評価・原因追及の結果を次期方針に反映させます。(短期方針書の作成)

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